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自治体広報の舞台裏

鬼に親しむ文化が根付く福知山市 オニバーサルなまちを目指し新節分提案

京都府福知山市

自治体の広報担当者に、実施した広報施策の背景や効果をヒアリング。自治体における広報の役割について探ります。

福知山市には、最強の鬼・酒吞童子などの鬼伝説を有する大江山がそびえ、その麓には鬼に特化した博物館があります。他地域では恐れられる「鬼」を親しむ、少し変わった文化が根付いているのです。「鬼もヒトもみんなでワクワク楽しみながら、福知山市を盛り上げていこう!」という想いを込め、2023年にまちおこし企画「ONIversal city project」(オニバーサル・シティ・プロジェクト)を立ち上げました。

この背景には、都市圏における「市の認知度」の低さや、市民の「地域推奨意欲」が低いという課題があります。「鬼の聖地」としての地域ブランドを確立し福知山ファンを拡大することを目指し、プロジェクトに取り組みました。2023年11月には、市外から多くの方...

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