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社内報のつくり方

記者や再入社した社員らに自社への印象をインタビュー SHIFTの社内報

SHIFT

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はSHIFTの社内報制作の裏側に迫ります。

社内報版『SHIFTOMO』



ソフトウェアの品質保証を中心にIT全般にサービス領域を拡げるSHIFT。

社内報版『SHIFTOMO』はコロナ禍の影響を受け在宅勤務への転換が進んだ2021年に創刊した(他にWebオウンドメディア「シフトモ」もあり)。働く場所にとらわれず、従業員と家族が社風や会社の勢いを感じられる媒体を目指す。

毎号の冊子は発送を希望するかアンケートを実施し、発送を希望した正社員と契約社員の自宅に送付する。

最新号のvol.8は新入社員への配布を含めて約3200部を配布しており、これは冊子配布対象者全体の約7割にあたる。「発送希望ということは読まれていると解釈すると閲読率は7割程度といえます」と広報室の冨田氏は言う。

22年7月発行のvol.6では活躍する若手社員のロールモデルとなった存在を紹介する特集を組んだ。先輩社員の写真を大きく配置し、ヒーロー感を出すため、赤いマントを肩にかけて撮影し、首元には金色のメダルもあしらった。「ロールモデルとなった社員がリーダーとして意識している点については見出しを多数立てて、本文は読みやすいよう極力短くしました」と冨田氏は語る。

若手のロールモデルが登場(2022年7月発行のvol.6)
特集タイトルは「ギアチェン人」。若手社員のロールモデルとなった先輩社員を紹介した。

同じくvol.6では「COME BACK SHIFT GROUP」と題し、一度同社グループを離れたのち、再び入社した社員たちも特集した。世界一周の旅に出るべく退社した社員や、SHIFTグループへの参画を機にグループ会社にカムバックした社員などを取り上げ、それぞれの歩みや想いを深掘りしている。「個々人が自由にキャリアを築き、活躍している弊社の...

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