販売・接客の現場で活躍する、キーパーソンに迫る本企画。今回は、サブウェイが5年ぶりに開催した社内接客コンテスト「グレート・サンドイッチアーティスト・コンテスト」でファイナリストに選出された、今村さつき氏が登場。注文を受けてからサンドイッチが完成するまで、お客さまとコミュニケーションをとり続けるサブウェイ独自の接客術の裏側に迫る。
フレンドリーな接客が評価
コンテストは店舗内でも好影響
──今村さんが働いている店舗について教えてください。
私が勤務している「サブウェイ 御茶ノ水駅前ファミリーマート店」は、ファミリーマートの店舗に、サブウェイの販売カウンターとイートインスペースを設けた、共同出店店舗です。このような両社のコラボ店舗は、新業態として2008年に初めて出店し、現在都内に3店舗あります。勤務する店舗は、そのうちのひとつです。
また、日本屈指の学生街として知られるお茶ノ水に位置する店舗のため、学生の来店は多いです。私自身も、店舗付近の大学に通いながら、1年半ほど勤務しています。
また、コンビニ利用のついでに来店されるお客さまも多く、会社員の方もよく見かける印象です。
──「グレート・サンドイッチアーティスト・コンテスト」についても、概要を教えてください。
まず、サブウェイの目標は「お客さまをHappyにする」ことです。一人ひとりのお客さまに合わせた美味しいサンドイッチを提供し、フレンドリーな接客を通じて、その瞬間を楽しんでいただきたいと考えています。また、サブウェイでは、店舗で働くスタッフを「サンドイッチアーティスト」と呼んでいます。それぞれがブランドを代表する存在となって、商品とサービスが一体となった体験をお届けすることが目標です。
コンテストは、サンドイッチアーティストのスキル向上を促進し、サブウェイ全体のサービスクオリティを上げようと、約5年ぶりに実施されました。
コンテストでは、接客部門のテストと筆記のテストがあります。参加するにあたっては、まず店内の代表者として推薦をもらい...