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ユーザー目線の「ECサイト」チェックポイント

亀田製菓、ECサイトリニューアルの3つのポイント

佐野扶美枝氏(亀田製菓)

亀田製菓は2022年9月、公式ECサイト「亀田製菓通販いちば」をリニューアルオープン。顧客一人ひとりとのコミュニケーションを強化し、購買層の拡大に成功した。リニューアルでどのようなことを意識して何を変えていったのか。事業開発部通販チームシニアマネージャー・佐野扶美枝氏に話を聞いた。

「リニューアルで様々なコミュニティに商品の魅力を届けたい」と語る佐野氏。

年齢層拡大とグローバル展開 リニューアルで目指すもの

──なぜ今回、ECサイトのリニューアルに至ったのでしょうか。

理由は大きく2つあります。1つは、待っていても商品は売れないので、こちらから働きかけてお客さまに買ってもらうためです。当社はリアルな販路をたくさん持っていますが、店頭で購入する方は基本的に同じ層の方々です。米菓は50代以上が主な客層ですので、もっと客層を広げて30~40代といった若い世代に商品の魅力を伝えていかなければなりません。ECサイトは、そのような新規の顧客層へ商品の魅力を伝え、購入してもらうための1つのツールだと考えています。

若い世代の人たちは米菓が嫌いだから買わないわけではなく、伝わっていないだけだと思っています。しっかりと商品の魅力を伝えられる場をつくり、情報を提供できれば、若い方にも米菓を買ってもらえると考えています。そうすることで、若いときから当社の商品を楽しんでもらい、より長く購入してもらいたいと考えています。

もう1つの理由は、グローバル展開です。これから事業の拡大を目指していくためには、海外の市場に目を向けなければいけません。実際にグローバルへの展開をするとなると、越境ECをはじめとしたオンラインの販路はスタートしやすく、とても重要です。そのため、海外での展開が多いShopifyを採用するなど、越境ECの構築も踏まえたリニューアルを実施しました。

リニューアルした「亀田製菓通販いちば」は、丁寧な商品説明など利便性を追求。

顧客視点での利便性向上やコミュニケーションを強化

──リニューアルのポイントを教えてください。

1つはお客さま一人ひとりとコミュニケーションがしやすくなったという点です。今回のリニューアルにより、過去にお客さまにどのようなメールを送ったか、どのようなアクションをしていただいたかなど、一目で把握できるようになりました。

データが1つに集約されており、それぞれに簡単にアクセスできるので、顧客に合わせたコミュニケーション施策を実施しやすくなりました。

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