貸しスタジオのノア、箱根に初の宿泊施設 新規層の開拓目指す
近年、オーディション形式のリアリティ番組が急増し、合宿形式での練習風景を見る機会が増えている。しかし、トレンドの一方で、ダンス練習が可能なスタジオや設備のある宿泊施設は限られており、その需要は高まっている。そこで、都内最大手の音楽貸しスタジオを運営するノアが、箱根に初めて宿泊施設併設のスタジオをオープン。音響設備のプロが手がけた宿泊施設には随所にこだわりが詰まっていた。
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都市部からの暮らし替えニーズが高まるなか、「BESS」ブランドで木の家を販売するアールシーコアは自社の展示場「LOGWAY」の旗艦店をリニューアル。全国の施設やユーザーをつなぎ、大学や他企業との学びや事業創発の場としても活用する。
東京・代官山の旧山手通り沿いにあり、周囲には遮る高い建物がないため都心とは思えない光景が広がる。各棟には生活を感じる雑貨もぎっしりと並べられ、暮らしをよりリアルに感じられる。
2020年はテレワークなどの新しい働き方やコロナ禍による暮らしに対する価値観の変化など、住まいについて再考する人が増えた年になった。今後も企業の本社移転などによる東京からの転出者数はさらに増えると予想される。
アールシーコアが手がける「BESS」は、“「住む」より「楽しむ」”をスローガンに、暮らしをとことん「楽しむ」文化を日本各地へ広めることを目指す住宅ブランドだ。全国40カ所に展示場「LOGWAY」を展開し、ログハウスをはじめとする5シリーズの個性的な木の家を販売しているが、新築や住み替え、移住などを検討する際、「どんな暮らしをしたいのか」という住む人の感性や価値観から考える形を取っている。
全国各地に1500組以上いるBESSに暮らすユーザーの有志「LOGWAYコーチャー」がこれから購入を検討する人の暮らしの相談に乗るなど、購入後も展示場に関わっている人も多い。YouTubeなどを見ると、BESSのログハウスを自分でメンテナンスする様子など、ブランドアイデンティティに共感し、その過程を公開する人もいる。展示場では木の素材を活かしたデザインに、外とつながるリビングダイニングや部屋のように広いベランダなど、非日常を日常に取り入れる暮らしのイメージを体感できる。
4月10日に東京・代官山に誕生した「BESS MAGMA LOGWAY,NIPPON」(以下、BESS MAGMA)は、オープンから20年以上が経過したLOGWAY本店をリニューアルし、全国のLOGWAYの旗艦店と位置づけている。ここが暮らしを文化する“MAGMA”となり...