販売促進の専門メディア

           

販促NOW ツール編

専門性が必要な商品選び 瞳のスタイル提案

向坂文宏氏(桜美林大学専任講師/ストア・コミュニケーション・プランナー)


売り場の賑わいは、商品やサービスの需要と連動する。人気のあるカテゴリーの売り場には新しい試みの店頭ツールが登場し、そうでない売り場は店頭ツールそのものがなくなっていく。カラーコンタクトレンズの売り場は、まさに前者。賑わいを見せる旬の売り場の一つだ。

コンタクトレンズの購入は、商品を選んでレジで会計、というようにスムーズにはいかない。購入前の眼科検査や、処方せんを必要とするお店がほとんどである。買い物客は眼科へ行く前に希望する商品を選んだ上で、装着に問題がないかなどの検査を受けなければならない。

ファッションアイテムとして定着したカラーコンタクトレンズを選ぶ場合は、機能性と同時に装着後のイメージの確認もしっかりと行わないといけないため、なかなか大変だ。

そんなカラーコンタクトレンズ売り場は、いまや店頭で装着イメージがわかるツールを数多く導入している。タブレット端末を使用したシミュレーターや、商品の種類と装着イメージが一覧できるサンプルPOPなど、商品選びが楽しくなるツールが盛りだくさんである …

あと64%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

販促NOW ツール編 の記事一覧

専門性が必要な商品選び 瞳のスタイル提案(この記事です)
買いやすい空気づくりに対して店頭ツールができること
思わず座って確認 商品に語らせる「技術の見える化」
いかに体験へ誘引させるか これからリアル店舗が考えること
過剰に目立たせない 売り場になじむ店頭ツール
「こだわりの一品」を整然と陳列する
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する