リアル店舗の役割が商品確認の場としてますます重要視されている今、展示商品の演出や、商品へ触れさせるための仕掛けなどに力を入れている店頭ツールをよく見かける。見応えのある構造や電飾などのギミックを用いて店頭を華やかに飾っているが、設置やメンテナンスの手間の増加など、売り場の負荷を増やしてはいないだろうか。今回は、商品のアピールと売り場の手間の軽減を同時に果たしているエッシェンバッハ光学のルーペ陳列什器を紹介する。
エッシェンバッハ光学は、約100年前よりルーペを作り続けているドイツの老舗レンズメーカーである。このルーペは、品質とデザイン性において数々のデザイン賞を受賞したほか、美術館での展示・販売品としても採用され、世界中の人々に愛用されている。日本でもメガネ量販店やセレクトショップなどで取り扱われており、こだわりの一品としてファンも多い。
ルーペ陳列什器は、薄いトレーのような形状をしており、その中へ数種類のタイプのルーペがパズルのように無駄なく組み合わされ並べられている ...
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