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AI TOPICS

生成AI時代のテクニカルディレクション

岡田太一

生成AIを広告制作の現場で導入する際に押さえておくべきこととは。生成AIやxR領域でのテクニカルディレクションに携わる岡田太一さんが解説する。

「Inter BEE 2023」で見た映像・放送業界のAIニーズ

先日、幕張にて開催されました「Inter BEE 2023」という展示会において、当社のAI関連のソリューションを展示させていただきました。「Inter BEE」は業務用放送機器の展示会で、放送局、ポストプロダクションなどBtoB向けのニーズを拾える場所になります。

今回は展示の紹介を通じて、映像・放送業界におけるAIニーズについて考えたいと思います。映像・放送業界は撮影ありきの話が多い業界です。AIの利活用についても、無から有を生み出す生成AIよりも、入力(撮影素材)を伴うAIが多く出ていた印象です。中でも、各社の展示に散見されたのが顔認識に関わるAIでした。顔を認識して、番組ワイプをトラッキングするツールや、顔のマスクをつくり、モザイク(ぼかし)を入れるツールなどはニーズが高く、既存の制作業務の中でも活用シーンが想像しやすい例と言えます。

顔認識以外では、音声認識、翻訳などを使用した字幕関連のソリューションが見受けられました。画像生成についても、Unreal Engine上の環境背景をテキストから生成するソリューションや、Adobe社によるFireflyの紹介などがあり、映像・放送業界においてもAI利活用は確実に浸透してきています。

当社でも顔認識に関わる例として、「Kafka」というソリューションを展示させていただきました。KafkaはFaceSwap(顔差し替え)を実現するソリューションで、AIによる顔差し替えをCMなどの映像制作で使用可能なレベルで提供しています。

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