クラシエ/FRISK「ジブン転換 付箋」篇
気になるあのCMの演出やキャスティングについてディレクターにインタビュー。今月取り上げるのは、クラシエの錠菓「FRISK」のCMだ。
DIRECTOR'S WORKS
気になるあのCMの演出やキャスティングについて、ディレクターにインタビュー。今月取り上げるのは、ハリボーブランドの日本初となるテレビCMだ。
「見てー、ハリボーゴールドベア」「ハリボーって、プニプニ」。相撲部屋でグミを食べる大きな体の力士たち。彼らの声は見た目とギャップがあり、かわいらしい子どもたちが会話しているかのよう。この不思議な表現は、ハリボーがグローバルで展開するKids’Voicesキャンペーンがベースにある。
「グローバルキャンペーンで用いられている、子どもの声を先に録るという手法を踏襲しています。あらかじめ引き出したいワードをある程度用意しつつ、ハリボーや相撲について質問する。その中で出てきた自然な言葉をそのままコラージュして、ストーリーに仕上げる。それをディレクターに渡し、映像の演出をお願いしました」とビーコンコミュニケーションズ クリエイティブディレクター 岡田浩二さん。
そのバトンを受け取ったのが、タサキタカ・ユキさんだ。ロケ地は実際の相撲部屋で、力士役も全員が元力士。映像のシチュエーションも当初から大部分が決まっていた。「子どもの音声が...