デイジーが軸足を置く領域は、ゲームや映像の分野だが、VR・ARといったテクノロジーを駆使し、その活動領域は広がっている。
01 「NARIKIRI SHOWDOWN」
フランスのJAPAN EXPOに出展した、自分の実写がゲームキャラクターになるVR格闘ゲーム。数多くのコスプレイヤーや親子連れなど、老若男女を問わず沢山の来場者が楽しんだ。
アートとテクノロジーの連携
ゲームや映像の制作を主に手がけながら、そのノウハウを生かして異業種のプロトタイピング制作(CG、アプリ、モック、コンセプト提案)やイベントなども行うデイジー。2004年に同社を設立した稲垣匡人さんは、ナムコ、ソニー・コンピュータエンタテインメントなどでゲームの3DCG制作に携わっていた経歴の持ち主だ。
同社のメイン事業であるゲーム分野では、エレクトロニック・アーツ社のシリコンバレー本社スタジオでの制作経験があるほか、映像分野ではアメリカのエンターテイメント大手のフルCGTVシリーズ制作に関わるなど、海外コンテンツの経験も豊富。イタリアやアメリカで開催された展示会イベントへの出展実績も持っている。
近年ではゲームや3DCG映像の制作だけではなく、VR、ARなどを使ったインタラクティブコンテンツやスマートフォンアプリ開発にも注力。例えば、「Japan Expo2014」に出展した …