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「ヌンチャク系iPhoneケース」で話題に 横浜の町工場が世界41カ国と取引できる理由

ニットー 藤沢秀行社長

Nunchaku style iPhone case " Trick Cover for iPhone6/6Plus " ヌンチャク

社長自らが体を張って「トリックカバー」のPR動画を制作。社員や家族の協力を得ながら撮影し、自身で編集も手がけた。反響は予想以上で、全世界で64万回再生されるほど。

iPhoneをまるでヌンチャクのように自在に振り回すことができるケース「トリックカバー」をご存知だろうか。一見、シュールな商品のように思えるが、自立式スタンドとして使えたり、背面にICカードが収納できたりと実は高機能な一面を持つ。

その格好良さと利便性の高さが受け、日本はもちろん世界41カ国から注文が殺到。2012年の販売開始以来、これまで2万6千個を売り上げている。また、これまで50媒体を超える新聞や雑誌、100以上のウェブ媒体にも取り上げられている。

この製品を生み出したのが、金型やプレス加工などを担う町工場、ニットー(横浜・金沢区)。それまで100%下請けで製品を製造していた同社が、なぜ自社でこのようなアイテムをつくったのか。トリックカバー生みの親である、藤沢秀行社長に聞いた。

情報発信の必要性痛感

ニットーは1967年創業の町工場で、部品製造に使用する金型をメインに製造してきた。転機となったのは2007年、後継者不足で廃業せざるをえなくなった他の町工場を吸収合併という形で引き継ぐことに …

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