エンジニア経験ゼロでAIスタートアップに参画
東京・丸の内にある複数の大手企業が参画するコワーキングスペース「point 0 marunouchi」で、自然な流れで始まったIT勉強会Tech0。この勉強会の開催を皮切りに、Tech人材を育成するTech0 Boot Campを開催するために設立されたのがTech0だ。Tech0 Boot Campは、Tech0の創業者で同社、代表取締役CEOの濱田隼斗氏の「日本の大企業を背負う人たちにエンジニアのスキルを身につけてもらい、事業を創り出し、成長させて欲しい」という想いから生まれた。
「当社のプログラムは、テクノロジーを使った、新たな価値創出に必要な基礎的な能力の開発から、事業開発の0→1フェーズで必要なモックアップ作成スキル、1→10で必要とされるブラッシュアップなどのスキルを1年で身に付けることを目標に設定している。ITの基礎的な知識に始まり、既存事業のDXに必要な知識・スキル、新規事業創出が求められる場合にはアイデアを形にするモックアップの作成・ブラッシュアップスキル、データ分析スキル、業務自動化スキル等、プログラミングにとどまらず、ビジネスパーソンがDX時代に求められるスキルを広く習得可能」と濱田氏は特長を語る。
これらのプログラムのベースとなっているのは濱田氏自身が、エンジニア経験がゼロにもかかわらず、米国のシリコンバレーでAIのスタートアップに参画した経験による。濱田氏は独学で、苦労した経験から「独学で自分に必要なエンジニアスキルを...