国をあげた「働き方改革」のほか、ダイバーシティ経営が推進されるなか、女性の活躍の場も広がっている。こうした環境変化は、勤務時間外の「接待」をどのように変えているのだろうか。接待・被接待の経験、さらに広告主側・広告会社側どちらも勤務経験があり、現在はヤマハなどで社外取締役を務める中島好美氏にその考えを聞いた。
接待で仕事はとれない!長期的に考えて人脈をつくるべし
東京商工リサーチによる2019年3月期決算上場企業の女性役員比率調査※では、役員のうち女性の割合は未だ4.9%にとどまっている。日本は、まだまだ男性社会と言えるのではないだろうか。
そのような中において、中島好美氏は女性役員として活躍してきた。銀行や証券会社を経て、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルに入社、シンガポール社長、アメリカン・エキスプレス・ジャパン代表取締役社長などを務め、現在はヤマハやイオンフィナンシャルサービスなどの社外取締役を務める。アメリカン・エキスプレス・インターナショナルに移籍する前は、電通ワンダーマン(現:電通ダイレクトマーケティング)に勤務した経験も …
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