約300社の有力な広告主企業・団体が参加する、日本アドバタイザーズ協会は2016年11月に、「デジタルメディア委員会」を設立し、活動を続けてきた。本委員会の活動を通じて見えてくる、広告主、そして広告業、メディアが知るべき課題と未来展望とは。
デジタル広告の課題に対する宣言広告主の要望として発表
日本アドバタイザーズ協会(JAA)ではデジタルメディア委員会が中心となり、デジタル広告取引の透明性やアドフラウドを始めとする品質問題に対応するための議論を進めています。
デジタル広告に関わる諸問題は広告主、広告会社、メディアの3者が揃って取り組まなければ解決しない問題です。なかでも、まずは広告主側が問題を把握し、取り組む姿勢を強く出して具体的に要望していくことが重要だと考えています。
そこでJAAでは各種発信をしてきましたが8月30日には「アドバタイザーとアドベリフィケーション、最新状況を知る」と題するセミナーを開催しました。第1部では山口有希子デジタルメディア委員会委員長をモデレーターに、サントリーコミュニケーションズ、資生堂ジャパン、ネスレ日本の3社の広告主が登壇 …
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