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日本アドバタイザーズ協会 「デジタルメディア委員会」レポート

JAAなど業界3団体で英国を視察 アドベリ対応の課題を考える

小出 誠氏(日本アドバタイザーズ協会)

約300社の有力な広告主企業・団体が参加する、日本アドバタイザーズ協会は2016年11月に、「デジタルメディア委員会」を設立し、活動を続けてきた。本委員会の活動を通じて見えてくる、広告主、そして広告業、メディアが知るべき課題と未来展望とは。

ここ数年、「ビューアビリティ」、「アドフラウド」、「ブランドセーフティ」をはじめとするデジタル広告の品質課題が日本の広告主の間でも注目されつつあります。デジタルメディア委員会でも発足直後から、この品質課題の問題にも取り組んできました。

課題と向き合う中で広告主だけでも、そして広告会社、メディア企業だけでも、この問題の解決を推進するのは難しい。業界を挙げての取り組みが必要との考えから、JAAでは日本広告業協会(JAAA)、日本インタラクティブ広告協会(JIAA)と2017年の秋以来、「デジタル広告情報連絡会」と称し、月例会議を開いて議論を重ねてきました。

デジタル広告の品質問題で日本よりも、業界を挙げての取り組みが進んでいるのが米国、英国で、両国では品質管理を実現するための業界連携団体がすでに発足しています。米国では各デジタル広告の品質課題に対応する形で6つの別立ての組織が存在しており、英国では「JICWEBS(Joint Industry Committee for Web Standards)」という統一組織を立ち上げ、すべての課題における基準づくりを進めています …

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