インテルは、「Ultrabook™」を駆使したWebキャンペーンを昨年実施した。熊本県にある加藤清正を祀る社、加藤神社でプロジェクションマッピングとDJによるコラボイベントを行い、MTVでメイキング映像を放映。若年層へのエンゲージメントを図った。
「Ultrabook™ presents Clap for Dream―社で会いましょう―」
広告会社:電通
展開内容:番組制作、番組提供、イベント、クロスメディア、映像二次利用
将来の顧客獲得に向けた施策
「Ultrabook™」は、インテルが2011年に提唱した新しいノートパソコンの概念。薄型で洗練したデザインでありながら、高い応答性とセキュリティ機能、長時間バッテリー駆動を実現するノートパソコンを指す。
さらに2013年以降は、タブレット機器としての性能や機能を兼ね備え、1台2役の形に進化を遂げている。
伝統文化と最新テクノロジーが融合したキャンペーン「Ultrabook™ presents Clap for Dream―社で会いましょう―」を実施した背景には、短期的と中長期的な二つのマーケティング目標があった。短期的には「Ultrabook™」のプロモーションで、興味喚起を広げる狙い。中長期的には、若年層とインテルとのエンゲージメントを深めることを目標にしている。
「パソコンやスマートフォンなどのデジタルデバイスが物心ついた頃からある世代は、テクノロジーに対する思い入れが他の世代とは異なります。将来の顧客獲得に向けた施策でもありました」とインテル マーケティング本部の澤山徳博氏はいう。