リアルの価値が再認識される中、オフィスは企業にとってコミュニケーションツールとしての存在感を高めている。その戦略に迫った。
日中間の化学品の輸出入販売や対中国ライセンス事業などを行っているハイケム。2023年10月23日、同社の業務拡大に伴う従業員数の増加により、オフィスの増床・リニューアルを発表した。
「従来、フロアが分かれていた執務エリア(業務エリア)をワンフロアにまとめることで、セクショナリズムを回避したいと考えていました。従業員が互いを認識して、会社的に一体感を増進する意図もありました」と取締役の高 裕一氏はリニューアルの狙いを話す。
仕切りのない空間が社内コミュニケーションを促進する
海外の来客にも好評。趣向を凝らした応接室
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