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著者インタビュー

人気ゲームを分析 人を動かすデザインとは

玉樹 真一郎氏

「ついやってしまう」体験のつくりかた
玉樹真一郎/著
ダイヤモンド社
328ページ、1500円+税

1985年の発売以来、幅広い世代に愛され続けてきたゲームソフト『スーパーマリオブラザーズ』。誰もが一度は体験したであろうこのゲームには、デザイナーの緻密な"体験デザイン"が組み込まれている。本書では『スーパーマリオブラザーズ』をはじめ、『ドラゴンクエスト』シリーズ、『テトリス』などのゲームを題材に、人を無意識に夢中にさせる"体験デザイン"を解説する。

人を動かす直感・驚き・物語

著者の玉樹真一郎氏は任天堂の出身。在籍時、全世界で1億台を売り上げたゲーム機「Wii」の企画開発を担当していた。「当時の経験から、売れるゲームには直感・驚き・物語という3つの"体験デザイン"が凝縮されていると気づきました」。

1つ目の「直感のデザイン」。仮説を抱かせ、試行させ、仮説の正しさが証明され喜ぶという小さな成功体験をユーザーに提供する。そうすることで人々は次からその行動を信じ、直感的にその行動をとってしまう …

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