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チラシDX!「データドリブン・ポスティング」の最前線

デジタル時代でもアナログ販促を有効活用する3つのポイント

小菅義和氏(DEECH)

Q1. デジタル時代の今だからこそ感じる、ポスティング・折込広告の強みとは何でしょうか。

A. 物理的な認知と保存性の高さが強み

デジタル広告は、興味がある消費者に対しては非常に有効な手段です。反面、興味がない消費者に関しては情報がスルーされ、サービス自体の認知がされないという場合があります。一方、ポスティングや新聞折込は物理的にチラシを消費者に認知してもらうことができるため、チラシを見るまでは興味関心がなかったサービスを認知してニーズが顕在化されることがあります。また、保存性の高さがゆえに、訴求力が高いことも強みです。


Q2. ポスティング・折込広告と相性が良い業種・業態と、運用時に押さえておきたいヒントを教えてください。

A. 配布曜日の工夫で訴求力が上昇する

新聞折込は、スーパー・小売店・催事など、売出しといった日付を限定して告知をしたい業種に。ポスティングは、不用品買取・フィットネス・エステ(会員獲得)・不動産広告・アルバイトやパート採用といった期間を長くターゲット地域へ認知させる目的の業種に適しています。

ポスティング効果を高めるヒントは、配布する曜日を工夫することです。木曜~土曜日はポスティングをする企業が多く、チラシが埋もれてしまうことがあります。しかし、日曜~水曜日は比較的少ないため、ポスト内で広告が目立ち、訴求力が上がる傾向にあります。


Q3. ポスティング広告の効果を最大まで高めるためには、何が必要なのでしょうか。

A. エリア選定、クリエイティブ、配布委託先の3つにこだわる

ポスティングの効果を高めるためには3つのポイントがあります。

1つ目は、ターゲットエリアの選定です。ターゲット地域の選定は、...

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