俳優の内野聖陽さんは「うちのせいよう」と読むが、本名は同じ漢字で「うちのまさあき」である。
以前は、芸名も本名と同じ読み方をしていたが、2013年に今の読み方に改めた。それまでも俳優仲間からは、親しみをこめて「せいよう」と呼ばれることが多く、お茶の間でも「せいよう」読みが浸透していたので、ならば──と、芸名の読みを改めたという。
似たような話は企業にもある。自動車や航空機などを製造する「SUBARU(スバル)」は、2017年3月までは「富士重工業」が正式社名だった。しかし、自動車業界では同社のブランド名「スバル」が長らく浸透しており、特に北米では同社のクルマの愛好家たちを「スバリスト」と呼ぶなど、消費者の間では「スバル」を社名と誤解している人も多かった。そこで、同社の前身である「旧・中島飛行機」の創立から100年目となる2017年に、正式に社名を「SUBARU」に改めたという。
そう...
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