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『正解』のアイデアが好きなワタシ

草場 滋

福岡県宇美町の集団接種会場では、医師がキャスター付き椅子で移動しながら接種。高齢者は問診から接種、経過観察まで1つの椅子に座ったままで済む。それは“正解”のアイデア。そして人は正解が大好き。

イラスト/高田真弓

よく、学校のテストには正解があるが、社会で直面する課題に正解はない──と言われる。だから、僕らの仕事は日々アップデートの繰り返しだ。

しかし、時々「これは正解」というケースもある。手前みそで恐縮だが、以前、僕は映画『バブルへGO!!』(監督:馬場康夫)のプロット(筋立て)づくりの会議に参加した際、幸運にも“正解”のアイデアを出したことがある。

同映画は、広末涼子さん演ずるヒロインが2007年からバブル時代にタイムスリップして、バブル崩壊を食い止めるというもの。問題のシーンは、彼女が旅先で出会った阿部寛さん演ずる大蔵官僚に、自分が未来から来たことを証明するアイデアだった。20代の女性が普通に持っていて、客観的に時間旅行を証明できるアイテム⋯⋯様々な意見が出た。

「携帯電話は?」

「おもちゃと思われるだろう」

「新聞は?未来の日付が入ってる」

「簡単に偽造できる」

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