販売促進の専門メディア

価格競争に巻き込まれ埋もれてしまう ECからの脱却

マーケティングの理解が最も重要 Z、アルファ世代も意識した取り組みを

清水将平氏(日本ECサービス)

成功するECというのは、「売れ続ける」EC。広告のみに頼って、一時的に「売れる」状況をつくっても意味はない。では、「売れ続ける」にはどのような取り組みが必要なのか。

基本は顧客を理解し、ニーズを捉えること

──成功するECの共通点はなんでしょうか?

広告を使って売上を上げるという一時的な施策ばかりではなく、マーケティングをしっかり理解しているEC事業者は、成功していると思います。このコロナ禍でも急激に変化した顧客ニーズに対応した売り方をしている事業者は、圧倒的に伸びています。まず、「売れる」と「売れ続ける(=儲かる)」は違うということを理解しなければなりません。

ECモールの場合は、競合が多く、ECのトップではなく商品ページからの流入がメインなので、SEOなどの基本も重要です。さらに、ECモールはそもそも自社ECと比較すると集客しやすい環境が整っているので、リピーターを獲得するよりも、新規顧客獲得に注力するなどの戦略も考える必要があります。

ただし、実店舗を持っている事業者がECを始めた際、新規顧客獲得のために積極的に広告に投資している場面をよく見るのですが、実店舗という強いメリットが活かせておらず、顧客を理解できていないように感じます。実店舗がある場合は、新規顧客獲得ではなく、まずは実店舗に来ている人に、ECに来てもらうための...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

価格競争に巻き込まれ埋もれてしまう ECからの脱却 の記事一覧

「データ」という根拠を基に 顧客のニーズを捉えて、活用する
マーケティングの理解が最も重要 Z、アルファ世代も意識した取り組みを(この記事です)
手軽に始められるからこそ「世界観」をつくることが最も重要
飲食店と消費者が欲しいお酒は違う 業務用酒販店が高級酒専門ECをオープン
常にお客さまの声に耳を傾け続け、デジタルでもポーラらしい「人肌」感じる接客を提供

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する