宣伝会議は8月28日、29日の両日、ことしで10回めとなる「宣伝会議プロモーションフォーラム」を開催した。テーマは「テクノロジーとクリエイティビティで販促を再定義する」。
ナノ・ユニバースは、2014年から2年間連続で売り上げが前年比90%に落ち込んだ。2016年、そんな逆境にあった企業を再建し、着任後2年で過去最高の売上高、260億円にまで導いたのは、現・代表取締役社長の濱田博人氏だ。社員と会社の「再生」と「新生」のために、濱田氏が重視したのは、社員の意識改革をし、ナノ・ユニバースで働く誇りを再生すること。そのきっかけとしたのは、「価値」の創造だ。
濱田氏はまず、ブランドアイデンティティ「We act > We think」を提示。「『考えるより行動せよ』ということです。社員が行動し、インプットを得ることからサービス面やブランディング、モノづくりなどにおける新たなアイデア=『価値』が生まれます」 …
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