飲食と宿泊施設を併設したアパレルショップが、東京・渋谷で開業した。仕掛けたのはストライプインターナショナル。外国籍の訪日客も多く集まる渋谷で、日本だけでなく、世界中で注目の集まるスポットになりそうだ。

ストライプインターナショナル(岡山市)は2月9日、アパレルブランド「koé(コエ)」の売り場と、ホテルや飲食スペースを1つの建物に集めたグローバル旗艦店「hotel koé tokyo」をオープンした。場所は東京・渋谷。「渋谷パルコ パート2」跡地を活用した。
1階「koé lobby(コエ ロビー)」は、フレンチレストラン「Ata(アタ)」の掛川哲司シェフがプロデュース。パン屋、カフェ、洋食屋、居酒屋、ラーメン屋といった日本の食文化を編集した、新たな「東京フード」を提供する。また、モバイルオーダーシステム「O:der(オーダー)」を導入し、スマートフォンで先に注文・支払いを済ませ、来店して注文した商品を受け取る、キャッシュレスのテイクアウトにも対応する。同階にはイベントスペースもある。
2階の「koé」売り場には、セルフ&キャッシュレスの「スマートレジ」を導入。夜9時から11時の夜間は無人アパレルショップとなる。スマートレジで使えるのはクレジットカードのみだが、各種電子マネー決済にも対応する予定 …
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