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宣伝会議60周年記念 特別シリーズ企画

インターネット時代の幕開け...『販促会議』の1997年~2000年を振り返る

特別シリーズ企画

『販促会議』が創刊されたのは1997年。そこからの16年で大きく変わったのは、インターネット環境です。プロモーションのデジタル化が一層進み、手法としての手軽さ便利さが増すと同時に、今や、いかにデジタルを活用しながら、リアルな体感・実感へと結び付けられるかが重要になってきました。この企画では、本誌で取り上げた特集や事例などを振り返りながら、これからの、新たなプロモーションの未来を探っていきます。

1997年の創刊号。特集は「コレクターズアイテム」でした。

第1回 1997年~2000年
インターネット時代の幕開け、
応募など効率化からモバイルプロモーションへ。

シリーズの初回は、1997年から2000年という20世紀最後の4年間。創刊した97年はインターネットの黎明期でした。このころはまだ回線も低速で、料金も従量制が中心でした。そうした時に本誌で主に特集していたのは「店頭POP」「ダイレクトメール」など、紙の販促ツールに関するものでした。98年になると、Windows98が発売となり、多くの人がパソコンを購入し、インターネットにアクセスしやすくなりました。そうしたことがプロモーションに影響を与え、多くの企業が商品情報をホームページに掲載するようになりました。本誌では「インターネット活用販促テクニック」という特集も組まれ、ホームページを活用して最寄のディーラーに問い合わせできる仕組みなどを紹介しています。99年は、携帯電話におけるインターネットアクセスサービス「iモード」が登場し、大きな話題に。その流れは、2000年にさらなる普及が進んだことでより強固となり、その後の「モバイルキャンペーン」の隆盛へと続いていきます。また「ホームページを使った商品の売り方」というネット通販の特集や「インターネット時代のCRM手法」を初めて行ったのも2000年でした。

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