東北の企業に本当に「使える」パッケージデザインを提供
東北の食品メーカー10社の商品のパッケージデザインを全国のデザイナーからコンペ形式で募集し、優秀なパッケージデザインは実際に採用する。同時に、審査で選ばれた優秀作とその他の受賞作、入選作の展示を行い、広く東北の商品の特性と取り組みを知ってもらう――。それが東北経済産業局とJAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)が昨年から取り組んでいる「おいしい東北パッケージデザイン展」プロジェクトである。りんごジュース、塩辛、ほしいも、たらこ、ふかひれスープなど、商品は全10種類。昨年仙台で展示を行い、今年3月には東京ミッドタウン・デザインハブに巡回した。
JAGDAはこれまでも東北復興支援プロジェクトとして、全国のデザイナーがデザインしたハンカチを販売し収益を寄付する「やさしいハンカチ展」を実施してきた。震災後4年目を迎え …
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