講談社/漫画『スキップとローファー』「37色の赤面広告」OOH
スキローらしさとして「赤面シーン」に着目。喜びにも悲しみにも全力で向き合っているからこそ赤くなる顔を青春の瞬間と捉え、37種類の赤色に言い換えて表現。渋谷の駅空間を真っ赤に染め上げるビジュアルで、半年ぶりの新刊発売を盛り上げました。
UP TO WORKS
計算外のものが撮影できた時、CMって大きくハネる気がします。今回の計算外は、錦織選手がガチで木刀でテニスを出来たことではありません。サインをした後の「ウインク」です。あれが大きかった。まさに瞬き一つの差。錦織さんのアドリブでした。僕らが幾晩も徹夜するのは、つまりそういう「瞬き一つ分の奇跡」のための下準備なんですね。サボれないな~。
(catch 福部明浩)
グラフィックとして、企画を最大限魅力的に表現するため、木刀1本でテニスをするストーリーの流れの中に、世界的なテニスプレーヤーとして「手」を意識的に強調した作りにしました。やはり、世界と戦うテニスプレーヤーの手は勇ましく、それだけで物語るものがあったからです。ひょっとすると、かつての宮本武蔵などの日本を代表した剣豪たちの手も、似たところがあったのかもしれません。
(博報堂 柿崎裕生)