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Blood Tube inc(ブラチュー)が選んだ4冊の本

Blood Tube Inc.(金子 敦、金子泰子)

クリエイターのオフィスを訪ねると、よく見かける、大きな本棚。忙しい仕事の合間に、クリエイターたちはどんな本を読んで、どのように仕事に生かしているのか。第71回目は、昨年、「ウズベキスタン日記」を上梓したBlood Tube Inc.金子敦さん、金子泰子さんです。自身の仕事や人生に影響を受けた本について聞きました。

『スケッチング』

中山英之(著)
(新宿書房)

建築家、中山英之さんの神戸芸工大でのレクチャーをまとめた一冊。この本が私たちの仕事や人生に直接影響を与えたというより、この著者である中山さんとの出会いが、私たちの人生に大きな影響を与えたと言った方がいいかもしれない。話は遡り6年前のこと、私たちは新しい拠点作りに取りかかっていた。その建築の設計を中山さんに依頼したのが出会ったきっかけだ。依頼した時、中山さんはまだ実作が1つしかなかったが、建築に詳しいサン・アドのプロデューサーの南川さんが、私たちにピッタリの建築家がいますよと、中山さんを薦めてくれたのだ。プロジェクトが始まってから、もうかれこれ6年以上になる。だから必然的にたくさんの打ち合わせをするようになるわけだが、畑が違うからか、自分たちの知らないことをたくさん教えてもらった。それは楽しく刺激的で、なにより今まで私たちの中にはなかったデザインも好きになり、自分たちのデザインの幅が格段に拡張されたことに感動した。その感覚は、初めての体験だった。この「スケッチング」も、高度なアイロニーを巧みに建築の中に組み込み、具現化させる、そんな中山さんの頭の中の一部をのぞける一冊なのです。

 


 

『キャンディ♡キャンディ』

水木杏子(原作)
いがらしゆみこ(講談社)

小学生時代、一番繰り返し読んだ漫画。キャンディの成長ストーリーより、漫画に描かれていた欧米の生活のディテールに異常なほど憧れた。特に …

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