「本質」を理解するマーケターを育成したい
2007年当時に、急成長していたソーシャルメディアに着眼したマーケティング支援企業として設立されたトライバルメディアハウス。創業から17年の月日を経て、同社のサービス領域は拡大している。
転機が訪れたのは2022年。代表取締役社長の池田紀行氏が、企業活動とは「売上」をつくることなのに「なぜ売れた?」「なぜ売れない?」を説明できる人は、ほとんどいない、という現状を踏まえ、書籍『売上の地図』を刊行したことだ。
「売上に影響する20個の説明変数を構造化し、提示したのが『売上の地図』だった」と池田氏は語る。
書籍をきっかけに、ソーシャルメディア周りの案件以外の相談が増えているという。…
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