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急成長スタートアップ企業に聞く!「わが社のマーケティング戦略」

宅配冷凍弁当「nosh」 急成長を実現したデジタルマーケティングに迫る

ナッシュ

生活者の意識・行動の変化が激しい時代。生活者の支持を得るブランドになるためには市場の動向に合わせてスピーディな意思決定も必要です。こうした市場で顧客を増やし成長を遂げるスタートアップ企業では、どのようなマーケティング戦略が企画され、また実行されているのでしょうか。新興企業の戦略から新しいマーケティングの方法論を導き出します。

ナッシュ 会社概要
設立年 2016年
従業員数 450名(うち、マーケティング本部は43名)
事業概要 冷凍宅配食サービス

ナッシュ
CX部
部長
小川勇輝氏

「nosh」の宅配時のパッケージと梱包。

社会全体を健康に 宅配冷凍弁当の「nosh」

冷凍宅配食サービス「nosh(ナッシュ)」を展開する、ナッシュ。サービス開始の2018年以来、販売食数は累計で4000万食を突破(2022年10月時点)。競合多数の宅配内食市場の中でも創業以来、成長を続けている企業だ。

「nosh」で提供しているのは、糖質30g以下・塩分2.5g以下の料理で構成された健康的な冷凍弁当。商品企画、製造、販売まで一気通貫して自社が担い、お客さまの嗜好に合わせた商品を定期的に届けるサブスクリプションモデルでビジネスを展開している。

サービス開発の背景は、同社経営陣の原体験。事業開発時にビジネスで解決すべき社会課題を検討していた際、市場可能性や生活者の誰もが無視できない「健康」という大きな課題にたどり着いたことがきっかけだった。そして「健康」という課題を深堀りするなかで、日本人の死因の多くに生活習慣病が関与していることがわかったのだという。

そこで生活習慣病の予防、すなわち食生活の改善をサポートする事業に着眼。向き合うべき課題の大きさや重要度を考慮しても、成長できるビジネスだと確信し、「nosh」が誕生した。企業理念の「社会全体を健康に。」のもと、食生活を通じた生活習慣病の予防・改善に...

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