広報担当者が個人名や自身の写真を公開してSNSアカウントを運用するケースが見られている。このような形で発信を行うメリットや注意点を、個人アカウントで多くのフォロワーとつながる広報担当者に聞いた。
やまぐち@採用・広報 | レイド
@ym_rayd
使用プラットフォーム:X(旧Twitter)
個人アカウントで広報を始めた時期:2020年12月7日
フォロワー数:7961
Q.個人アカウントで広報活動を行っている理由
A.「誰が」発信しているかで、発信する情報をより印象づけることができる
「レイド社の認知拡大」と「サービスの認知拡大」、そして「個人ブランディングの強化」を目的にXを始めました。社内メンバーが先に取り組んでおり、私も2020年12月に開設はしたものの、1~2カ月ほどは放置状態が続きました。その後社内で「会社もサービスももっと認知を広げていきたい」という話があったことをきっかけに、2021年2月から本格的に運用しています。
Xは投稿文で「何を話しているか」を伝えられますが、「誰が」発信しているのかが分かることで、より発信を印象づけられると思います。また、顔や名前も出し方によっても印象は大きく異なります。当初は、スーツ姿の画像をアイコンにしていましたが、堅い印象を与えていました。レイドは私服勤務が可能であることもあり、笑顔いっぱいのプライベートな写真に変更するとフォロワーが倍に伸びました。名前もひらがな表記にし、社名と名前セットにすることで、会社のカルチャーが伝わり、採用広報としての役割も果たしています。
Q.発信内容はどのように決めている?
A.社内全員がXを運用。互いにトンマナの確認も実施
仕事7、プライベート3の割合で発信しています。仕事だけでなく...
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