強化している広報ツール、広報体制などを各大学の広報担当者に直撃。研究機関としての魅力、SDGsや地域社会への貢献、動画を活用した入試広報など、大学広報の今に迫ります。
東京工芸大学 DATA | |
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創立年 | 1923年 |
学生数 | 4684人(2023年5月1日現在) |
所在地 | 東京都中野区(法人本部、芸術学部)、神奈川県 厚木市(工学部) |
広報体制 | 5名(内3名は人事・労務兼務):取材担当3名、プレスリリース担当2名、ウェブ関連担当2名、公式サイト担当2名、SNS担当2名、学内広報誌担当2名、100周年関連担当4名 |
東京工芸大学では、入試広報と大学広報の双方を大学事務局広報課が所管していましたが、緊急案件の少ない大学広報より、入試広報の方に人・物・金が流れてしまう傾向にありました。そこで、2020年4月に組織を改編。入試広報は大学事務局入試課が所管し大学広報については、法人事務局総務・企画課が所管することになりました。その後、積極的な大学広報を展開すべく、下記5点について見直しを図りました。
① 大学公式サイトと受験生向けサイトの分離
② ①の両ウェブサイトのユーザビリティを改善
③ ①の両ウェブアクセシビリティへの取り組み
④ YouTubeで「広報担当が研究室に訪問してみた」シリーズの動画を制作し公開
⑤ プレスリリースの本数増加
また、本学は本年10月に創立100周年を迎えます。これにあたって、在学生の愛校心を醸成し、卒業生や...
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