活況を呈しているユーザーコミュニティを考察すると、コミュニケーションの本質が見えてきます。ステークホルダーに適したアプローチを選び取るためのヒントを探ります。
アマチュアユーザーが集まるコミュニティやプラットフォームで共創された集合知が、様々なアウトプットを生むことがあります。
ネット集合知の分類
図のようにネットを介して集まるネット集合知には、集団知性(コンピュータと分散ネットワークで多数の知を集結し中央管理される)と、群衆の英知(ユーザーの自律的な接続と創発から拡散的に生まれる)があります。そのアウトプットはUGC(ユーザー生成コンテンツ)と問題解決に分かれます。このユーザーコミュニティから生まれる成果は、ネット集合知やユーザーイノベーションの視点から研究が進んでいます*1。
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