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プレゼンの心得と伝わるビジュアルの基本

ブランディングにつながる写真選び 続きが読みたくなる仕掛け

前田鎌利氏

広報ツールを使ってプレゼンテーションするにあたり、考えておきたいのは、いかに相手の共感を呼ぶか。そして、自発的に企業のことを調べたくなるような期待感をどう生み出すかだ。プレゼンのプロに、広報担当者に向けてアドバイスをしてもらった。

    インタビュー/前田鎌利 プレゼンテーションクリエイター

前田氏の地元、福井県のお土産ブランド「KIRITRIP(キリトリップ)」。お土産のパッケージに観光ガイドが載っている。「お土産を味わって終わりではなく、ガイドを見るとその土地に行きたくなる仕掛けに注目しています」

短い時間で「続きを知りたい」と相手に思わせる。そんな広報施策にするには、キャッチーな画像やメッセージを選び、相手の目をとめることが有効です。一方、広報担当者が意識しておきたいのはブランディングの視点です。

一貫性はあるか?長期の視点

広報施策によって画像もフォント選びもバラバラ。これは、どの企業も陥りがちな失敗です。組織が縦割りで一貫性がなくなると、企業のブランドイメージが毀損し、ユーザー離れを起こします。広報担当者は、会社が長期的に打ち出したい事柄や、今どのように会社を打ち出すべきかをふまえ、各施策を見ると、写真選びもスムーズにいくと思います。

企業活動を100年、200年と持続させるために、目指したいのは「今回も面白いし、新しいね」「次もまた楽しいね」と企業のファンを飽きさせない提案、継続した広報活動をすることです。

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