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新興ブランドの販促戦略

お仏壇のはせがわが「推しの祭壇」をつくったワケ

福田惇弥氏(はせがわ)

仏壇販売を行うはせがわは2023年10月、推しを祀る祭壇「推し壇」を発売した。1万円を超える価格でありながら用意していた在庫の1割が発売初日に売れ、増産に踏み切った。新商品の情報をターゲットに的確に届けるためにどのようなことを行ったのか、はせがわ 経営企画部の福田惇弥氏に話を聞いた。

2023年10月に発売した「推し壇」。神棚メーカーに制作を依頼し、細部までこだわった本格仕様だ。

お仏壇のはせがわで知られる仏壇・仏具店「はせがわ」は、2023年10月に推しを祀る祭壇「推し壇」を発売した。

「推しを飾るステージ」は今までにも他社で販売されていたが、今回の「推し壇」は国産ヒノキを用い、本物の神棚をつくる際と同じ技法でつくられた本格仕様。まさに仏壇・仏具を専門とするはせがわだからこそ、開発・販売できる「祈りのステージ」だ。

グッズを飾るだけではない推しを祀るための祭壇

「推し壇」は、アクリルスタンドやフィギュア、ぬいぐるみが飾れるよう、屋根の高さは4段階まで調節可能。…

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