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徹底解剖 企画のスペシャリスト プランナーの思考術

電通・尾上永晃氏「今の時代に重宝されるのはマルチプランナー」

尾上永晃氏(電通)

森永乳業、日清食品といったナショナルクライアントのキャンペーンやプロモーションのクリエイティブディレクション/企画を手がける電通 尾上永晃さん。「リプトン ミルクティー」のリニューアル時に届いた消費者の声を受けて公開した「#667通のラブレター」をはじめ、インパクトをもたらす企画で活躍を見せる。そのアイデアはどのように生み出されているのか。手法やアプローチに迫りながら、企画にかける思いを聞いた。

電通
プランナー/クリエイティブディレクター
尾上永晃氏

ブランドに向き合い、根源的価値をみつけて今の人の気持ちにあうあれこれを設計することを意識している人間。最近の主な仕事は、味の素「Cook Doオイスターソース」藤原竜也起用プロモーション、『ONE PIECE 未来島』、森永乳業「#667通のラブレター」など。チベットに行きました。異動しました。

尾上さんの企画

① Netflixシリーズ/「サンクチュアリ-聖域-」

作品の聖地である東京・両国駅に、巨大な力士像が横たわるOOHを展開し、国内外で話題に。

② 森永乳業 マウントレーニア/「もしも東京の真ん中に、山があったら。」

ブランド発売30周年を機に、「山のように、どんな人にとっても安心できる、やさしい存在」となることを...

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