森永製菓「ベイクを買わない理由100円買取」キャンペーンや、ひらかたパークの年間キャンペーン、幸楽苑「2億円事件。」など、プロモーションの力で複数の大手ブランドの売上増加に貢献してきた、博報堂の河西智彦さん。独自の切り口で企画を考えながらも、しっかりと成果に結びつけることができる施策はどのように生まれているのか。

博報堂
クリエイティブディレクター
河西智彦氏
一橋大学卒。売上増と表現を両立する統合CD。幸楽苑「2億円事件。」、ソフトバンク「工事がいらない」、ひらかたパーク、姫路セントラルパーク「日本一心の距離が遠いサファリパーク」、ベイクを買わない理由100円買取CP、スペースワールド閉園CPなど。カンヌ金賞、ACC金賞、電通賞最高賞、TCC賞、地方CCグランプリ4回など。クリエイター・オブ・ザ・イヤーメダリスト。著書『逆境をアイデアに変える企画術』。
河西さんの企画
リゾーツ琉球/「The BREAKFAST HOTEL」

売上のV字回復を目指し、苦境に陥っていたホテルを「朝食にこだわりぬいたホテル」へコンセプトチェンジした。賞味期限が100秒のフレンチトーストや、地元の漁港直送の海鮮丼、具材を選んでからスタッフが手づくりするピザやサラダなど、味や演出にこだわり、“ここでしか味わうことができない朝食体験”を提供。朝食を一新した効果もあり、売上は約4倍に...
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