青山商事は2023年10月10日から、60周年を迎える同社スーツブランド「洋服の青山」周年企画の一環で「モーニング娘。’23」(現モーニング娘。’24)を「アオヤマ娘。’60」としてアンバサダーに起用した。本企画では着用商品の売上が通常の約30%増になるなど、大きな成功を収めている。この施策に携わった青山商事 マーケティング部の宮下奈旺氏に、成功の理由を聞いた。
本企画を担当した青山商事 マーケティング部の宮下奈旺氏によると、当時の青山商事が持っていた課題は、幅広いレディース商品を取り揃えていることの認知が低いことだったという。働き方の変化に合わせて、スーツの機能が進化していることも伝えきれていなかったと同氏は話す。
「このような背景もあり、起用したのが『モーニング娘。’23』(現モーニング娘。’24)の皆さん。洋服の青山が60周年を迎えるタイミングだったため『モーニング娘。’23』改め...
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