北海道白糠町産の生いくら「シラリカいくら」を味わえるレストランが期間限定で東京・下北沢にオープン。インパクト大の店内装飾をPRすることで効果的に集客した。

通行人の目に留まる、大きな藍染ののれん。ロゴマークは輝く一粒のいくらと、白糠町に根付くアイヌ文化の紋様をイメージして図案化したもの。4日間で約700人が来場した。

いくらをイメージした装飾で埋め尽くされた店内。天井から下がる、いくらをイメージしたオブジェは手作業によるもので、白い紙製ちょうちんを朱色の墨汁でひとつずつ塗った。
海の幸を中心とした返礼品で、ふるさと納税の全国4位(2022年度、総務省発表)の寄付額を集めている北海道白糠町。特産品の魅力を広く世界に発信し、町に資産として残り続ける地域ブランドをつくることを目的に、2023年8月に「シラリカブランドプロジェクト実行委員会」(運営:イミュー、playknot、Right Design、白糠町)が立ち上がった。
白糠町の特産品を「シラリカブランド」として認定する取り組みの第一弾としてローンチされたのが...
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