米国・ニューヨーク州はマンハッタン・ソーホーに店舗を構える日本発の理容室、その名も「THE BARBER SOHO NEW YORK」。いまニューヨークでは何が起きているのか、日本の何がウケるのか。「THE BARBER」ゼネラルマネージャーの永井正道氏が、ニューヨークの日常を切り取る。
This month's Topics
TRUNK SHOW
老舗シャツメーカーがニューヨークのホテルで
2019年3月、ニューヨークに子会社「DO-1 USA」を設立したドゥ・ワン・ソーイングは、世界の一流ブランドのオーダーシャツや高級既製品シャツを手がける企業だ。1952年創業の「土井縫工所」が出自。
さて、同社は10月11~13日、オーダーメイドシャツのイベント「DOIHOKOSHO Pop-up Trunk Show」を、マンハッタンは「Ace Hotel」で開催した。
トランクショーは展示・販売(受注)会を指す言葉だ。世界各国のテキスタイル工場からセレクトした約1500柄もの生地を用意したほか、ジャパンメイドにこだわり、日本有数のファクトリーメーカーとコラボ。シャツのほかオーダーパンツ、オーダーネクタイも取り扱い、トータルファッションを提案した。
日本のアパレルメーカーがいかに商品に値段以上の付加価値を付けるのか。オーダーを軸に、国境の壁を乗り越える流れが生み出されることを期待したい。
1. Target
クルマを持たない人に喜ばれる当日配送サービス
全米で約1800店舗展開している、ディスカウント百貨店チェーン「Target(ターゲット)」。オリジナル商品をはじめ、衣料品や雑貨、食料品、家電など何でもリーズナブルに揃うので人気だ …