強化している広報ツール、広報体制などを各大学の広報担当者に直撃。研究機関としての魅力、SDGsや地域社会への貢献、動画を活用した入試広報など、大学広報の今に迫ります。
金沢大学 DATA | |
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開学年 | 1862年 |
学生数 | 大学7855名、大学院2439名(令和5年5月1日現在) |
所在地 | 石川県金沢市角間町 |
広報体制 | 10名(学長補佐1名、URA1名、室長1名、事務7名)広報戦略の立案、報道対応、取材・撮影、大学公式ウェブサイト、SNS、広報誌などの全業務を全員で担当 ※入試広報は学務部入試課、附属病院については病院部総務課調査・広報係が担当 |
金沢大学では、2022年度の和田隆志学長就任を機に、27の取り組みからなる未来ビジョン「志」を掲げ「オール金沢大学で『未来知』により社会に貢献する」ことを目指しています。
「志」の実現に向けて、広報戦略室として最初に広報・ブランディング戦略の見直しに取り組みました。従来、広報では、主に情報の記録や説明を業務としていましたが、ステークホルダーから「学生の活躍する姿や想いをもっと知りたい」「最先端の研究成果を一般の人にも知らせてほしい」という声が数多くありました。そこで議論を重ね、本学の核となる価値を理解した上で、まずはインターナルブランディングに注力し、よりクリエイティブな広報活動を目指す新たな戦略を作成しました。
再編集した“夢を語る”動画が好評
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