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映画で学ぶ広報術

広報担当者、必見の映画『ペプシよ、戦闘機はどこに?』

野呂エイシロウ 放送作家・PRコンサルタント

名画から最新作まで、映画に数多く登場する広報・メディアの仕事。1本の作品から、気になるセリフと名シーンをピックアップします。

「700万ペプシポイント。注意書きもない。“これだ”と思った」
Seven million Pepsi Points. And no fine print came up. And I go ‛Wow,that’s something.’

イラスト/ミツミマリ

『ペプシよ、戦闘機はどこに?
~景品キャンペーンと法廷バトル~』
公開 2022年
製作国 アメリカ
監督 アンドリュー・レンツィ
出演 ジョン・レナード、トッド・オフマン、マイケル・アベナッティ

STORY
コカ・コーラとペプシの競争が激化していた1990年代。ペプシは「缶についているポイントを集めれば、戦闘機が当たる!」というキャンペーンCMを放映。だが応募に必要なポイント数は膨大であり、広告を目立たせるためのジョークに過ぎなかった。しかしそれを観たある青年は戦闘機を手に入れるべく、あらゆる手を尽くし応募を決行。その挑戦はやがて史上稀にみる大企業との法廷劇へ発展していく。

景品表示法というのがある。広報や広告に携わるものなら誰もが知っているだろう。そう、「○○を買ってハワイに行こう!」や「○名様に○○が当選!」的なキャンペーンに関わるものである。国によっても違うが、この表示にはいろいろなルールがあることはご存知と思う。そんな景表法に関する面白いドキュメンタリーを見つけた。

ぜひとも…ではなく...

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