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業界トピック

企業活用が進む「メタバース」 新しいチャネルやブランド体験を創出

編集部に届くニュースリリースから、業界の動向を編集部が紹介します。

    POINT

    ①メタバースのプラットフォームへ様々な企業が参入

    ②実店舗をバーチャル化し、リアルとデジタルをつなぐ

    ③ブランドを体験する場として活用

三越伊勢丹が提供するスマートフォン向け仮想都市空間サービス「REV WORLDS」やHIKKYが主催する「バーチャルマーケット」など、VRのプラットフォームへ様々な企業が参入し、バーチャルショップを出店したり、ブランド体験を提供するイベントを開催したりと活用が目立っている。

オンラインでの顧客接点が拡張している中、バーチャル空間は顧客との新しい接点として期待されている。メタバースでは、ECサイトとは違い、リアルのように商品体験、買い物体験が可能なので、企業側としては深い体験を顧客に訴求できる。まだ顧客側の理解が必要であるなど課題はあるが、ここ1年で技術は大きく進歩しており、2023年にはさらにメタバースの市場は拡大していくと考えられる。今後も編集部では各企業の動きをチェックしていきたい。

カインズが初めてBEAMSとコラボレーションしメタバース店舗を出店

デジタルトランスフォーメーションを加速するカインズは12月3日より、VRイベント「バーチャルマーケット 2022 Winter」にて、ビームスが出店するメタバース店舗2階にコラボレーションブースを出店した。同社がメタバース店舗を出店するのは初。

BEAMSショップ2階では、アバターがサンタになって子ども部屋を完成させる模様替えゲームを実施。参観者は時間内にチャレンジをクリアすると、限定デジタル賞品を入手できる。

また、2階コラボレーションフロアでは、11月中旬から一部のカインズ店舗...

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