3年ぶりの「生活のたのしみ展」がゴールデンウィークに新宿で開催され、大盛況に終わった。
同イベントは、糸井重里さんが主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」(通称:ほぼ日)が、出展者らと作る“生活にまつわるたのしみ”を集めた展覧会で、今年が5回目。洗濯のプロがオリジナルの洗剤を量り売りしつつ洗濯の裏ワザを教えてくれたり、指輪のように指にはめる、職人さん手作りの「指時計」を販売したり、工場から揚げたてのポテトチップス(ポテトチップスは揚げたてが一番美味しい)を会場に直送したり─要は半径5メートルの日常生活を楽しく演出してくれるアイテムを揃えたお祭りである。
感心したのが、その客層の良さ。大型連休に開催される久しぶりのリアルイベント、それも入場無料とくれば、多くの来場者が押し寄せるのは必然。案の定、エントランスには感染症対策から、入場制限の長い行列ができた。しかし─これが、とても平和だった。皆、小声で談笑したり...
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