商品が長く愛され続けるために、土台づくりを大切にしたい
次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は春日井製菓 デジタルマーケティング部で活躍する吉村茜里さんに話を聞いた。
R30のホープたち
次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのか。今回は、大塚食品製品部で活躍する森恵愛さんに話を聞いた。
人間の健康維持に欠かせない必須栄養素を豊富に含む、アサイーやココナッツオイルなどは「スーパーフード」と呼ばれ、海外のスーパーモデルや女優が愛用していることから話題となり、日本でも若い女性を中心に関心が高まっている。2015年4月に大塚食品が立ち上げた新ブランド「しぜん食感」から、2015年9月、必須脂肪酸のオメガ3や、現代人に不足しがちな食物繊維を豊富に含むスーパーフード『チアシード』を使ったビスケット「CHiA(チア)」が発売された。
CHiAの商品開発からプロモーションまでを、各部署の担当者と連携を図り一貫して担当するのが、大塚食品に入社して7年目となるプロダクトマネージャーの森恵愛さん。
アメリカの大学で4年間栄養学を学んだ森さん。入社の理由を「アメリカでは予防医学に対する個人の意識が高く、健康維持のために色々と取り組みますが、それに比べ日本人は受け身の傾向が強いと感じていました。ならば、食品を通じて人々の健康につながる仕事をしたいと思い、大塚食品に入社しました」と話す。入社後は営業職を2年間、社長秘書を務めた後、製品部へと配属された。
「製品部は、まさに食で人々を健康にしていくことを形にする部署です。そこでマーケターとしてソリューションを提供できることにやり甲斐を感じています」(森さん)。...