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OOHの最新動向とクリエイティブ事例

大谷翔平起用の渋谷ジャックで企業認知アップ 人々にインパクトを与える繰り返しのリアル体験

大門一将氏、山口瑠菜氏(ディップ)

ディップは2024年1月には大谷翔平選手を起用した屋外広告の渋谷ジャックが話題となったほか、大阪・梅田に「dipビジョン」を設置するなど、OOH広告の活用に力を入れている。OOH広告が持つ「リアル体験」という特徴について、ディップブランド戦略部部長の大門一将氏と同部プロモーション企画課の山口瑠菜氏に話を聞いた。

大谷選手の印象的な目を生かしたビジュアル。

場所は渋谷にこだわり、企業認知がアップ

「バイトル」や「はたらこねっと」など求人情報サイトを運営するディップは、2024年1月から2月にかけて、東京、大阪、福岡、名古屋、広島など、日本各地で大谷翔平選手を起用した交通広告を掲出した。特に、1月16日~31日には渋谷ジャックとして、渋谷スクランブルスクエアビジョンやハチ公前広場、渋谷駅東口地下広場など、渋谷駅周辺の5カ所に大型交通広告を展開。SNSなどでも話題を集めた。

ディップは2023年12月に大谷選手がディップの社名である「dream, idea, passion」を体現する人物として、ブランドアンバサダーに就任したことを発表。企業認知・サービス利用意欲の向上を目的として、大谷選手が出演するCMや、…

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