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プレゼン力診断

忖度なきイノベーションで独自色を打ち出し成長を目指す

永井千佳(トップ広報プレゼン・コンサルタント)

経営者の「プレゼン力」を診断。声・表情・身振り・ファッションといった視点から毎号、分析します。

3月10日(火)
「ネスレ日本 2020年春 事業戦略発表会」 in ネスカフェ原宿
※オンライン開催

高岡浩三社長が定年退職 後継者として深谷龍彦氏が代表取締役社長兼CEOに就任
ネスレ日本は3月10日、事業戦略発表会を開催。高岡浩三代表取締役社長兼CEOと、4月1日付で代表取締役社長兼CEOに就任する深谷龍彦常務執行役員が登壇。2019年の業績レビューと、今後のネスレ日本のビジョンおよび事業戦略について語った。発表会は、社会情勢を鑑みてオンライン配信にて開催された。

ネスレ日本 常務執行役員 飲料事業本部長 深谷龍彦

「成功モデルも5~10年で陳腐化する。壊すべきものは壊す」。次期社長の深谷龍彦常務執行役員はさらりと言ってのけ、高岡浩三社長は小さく頷いた。

一方の高岡社長は、司会者の「(在任中に)重要だったと思われるイノベーションは何か」という質問に、「意外に思われるかもしれないが“イノベーションアワード”が一番気に入っている」と笑った。社員が新規事業のアイデアを出し、実行して成功を競う社内コンペのことだ。

高岡社長の就任後、マイナス続きだったネスレ日本の売上は一気にプラスに転じた。成功の大きな要因は、既存知の組み合わせによるイノベーションだ。「ネスカフェ アンバサダー」は、同社の弱点だった法人向けオフィスコーヒー事業と、家庭向けコーヒーマシンという既存知同士を組み合わせることで、業界の常識を覆して成功した。

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