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「CMO X」分科研究会レポート2022

情報環境の変化を捉えるブランドコミュニケーションの進化―オイシックス、カンロ、KCJ GROUP、資生堂の挑戦

オイシックス、カンロ、KCJ GROUP、資生堂

2014年11月に発足し、活動も10年目を迎えた「CMO X」は、34回目となる研究会を2023年11月に開催した。今回はオイシックス、カンロ、KCJ GROUP、資生堂のマーケティングをリードする4名が参加した。

写真左から、資生堂ジャパン マーケティングリレーション本部 本部長 北原規稚子氏、KCJ GROUP 代表取締役副社長 マーケティング本部長 宮本美佐氏、CMO X Founder 加藤希尊氏、カンロ 執行役員 内山妙子氏、オイシックス・ラ・大地 専門役員 奥谷孝司氏。

SNSでどう接点をつくれるか?
Z世代に対するアプローチの課題

CMOのコミュニティである「CMO X」の34回目となる研究会が2023年11月に開催された。オンラインで食の宅配サービスを提供し、ミールキットが象徴的なプロダクトであるオイシックス・ラ・大地の奥谷氏は、買い物時間や料理時間を短縮するといったクッキングの負の部分を解消するだけでなく、料理をする時間が豊かになるような提案に力を入れているという。具体的には、人気のテレビドラマに登場した料理をミールキットにしたり、人気ハンバーガー店とコラボするなど、毎週届くのが楽しみになる企画に力を入れている。

大正元年に創業し、キャンディーに特化して事業を...

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