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必要最小限の機能に特化 フクロウ型ロボットZUKKU

店頭接客での活用が期待されるロボット。ひところは、来店者に愛想をふりまく、けなげなロボットたちの姿をニュースなどでひんぱんに目にした。しかし開発方針は機能を高めていく方向ばかりではない。販売の現場に即した機能に特化し、取り回しやすくする方向もある。

フクロウ型ロボット「ZUKKU」を持つ、ハタプロの伊澤諒太社長。

スイッチひとつで起動 カメラで来店客を識別

ロボット開発は、いかに人間のふるまいを再現するか、という方針が主流だが、それとは逆に、「必要な機能にしぼり、どれだけ利便性を高められるか」という視点もある。

ハタプロ(東京・港)は、後者に属す新興企業だ。350ミリペットボトルほどの大きさに、人工知能(AI)を搭載したロボット「ZUKKU(ズック)」を開発した。フクロウをデフォルメしたような見た目。

「フクロウは昔から知恵の象徴。人間を助けてくれる存在としてデザインした」と、ハタプロを創業した伊澤諒太社長は話す。ハタプロは、NTTドコモと共同で立ち上げたIoTプロダクト事業化支援サービス「39Meister」でその名を知る人もいるかもしれない。

さて「ZUKKU」は、前述のとおり、シンプルな構造が特長のロボットだ。通信用のSIMを内蔵し、一般的な家電製品のようにスイッチひとつで起動する。バッテリーはおよそ24時間保つ。搭載したセンサーで、カメラを通じて来店者の顔を画像認識し、性別や年齢を推計する。

解析した画像は削除され、推計した内容はテキストデータとしてサーバにアップロードする。データ量を最小限にして通信費やバッテリー商品を抑えつつ、個人情報の保護にもつながるという、一石二鳥の仕組みだ ...

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