二次審査の得票上位作品に、審査員が選ぶ「ワイルドカード」を加えてファイナリストとしてノミネートされた29作品。約2時間にわたる議論の末、6作品が上位賞として選ばれました。
ベネッセコーポレーション
中高生が「受験勉強をAIが教える」新・学習法を使ってみたくなるアイデア
グランプリ
AIは、私の志望校を笑わない。

富士見丘中学高等学校
山本 詩絵(中2)
今年もグランプリを頂けて、本当に本当に幸せです!ありがとうございます。これは、私の中学受験の経験を思い出して書きました。塾の先生との面談で志望校を言ったらクスッと笑われたのが悔しくて。前回の受賞が偶然だったと言われないように、プレッシャーと戦いながらコピーについて学ぶ1年間でした。去年の自分を超えられていたら嬉しいです。
講評
受験生の繊細な心の機微とAIの特性を、見事に結びつけた力作です。人間関係の中で感じる不安や緊張から解放される場所として、AIという存在を新しく提示しています。「笑わない」という表現には、夢を否定されることへの不安や周囲の反応を気にする10代の複雑な心情が込められています。教育とテクノロジーの関係性を、受験生目線で描き出した表現は、確かな説得力が…
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